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お名前 : 荒砥 ゑつ 私はこれを読んで、「恋がしたい」と心から思いました。今の私の生活に足りない何かが見えてきました。 私の父は、母に言わせると「ラテン系」だそうです。理由は、「軽くて浮気者」だから。 そんな父がどの位ラテン系なのか、と思いながら本書を読みすすめていたが、まだまだ赤ちゃんだぜ、と思いました。そう、父は確かにマザコンで浮気者(両方とも母の言葉)だけど、やっぱり日本の親父です。 本物のラテンがどんなものか、大いに笑いながら教えてもらいました。「ちょっと大げさなんじゃないの」と思うエピソードもありましたが、リストラされた運転手を訪ねていくあたりから、不覚にも涙を落としてしまいました。人情の濃い人たちなのね〜愛すべきはラテンの血。 「この世は不公平(格差社会)である」という事実を当たり前に受け入れ、今を楽しむ生活を送る。負け犬のように見えて、実は勝ちなんじゃないか。生き残るために自分の性も売るし、嘘もつく。要領が良いといえばまさにその通り。 ライバルだったら油断できないけど、家族だったらこれほど頼りになる人はいない。生活力旺盛で、明るい。何より、生きていることを楽しんでいるから、一緒にいて楽しい。 じゃあ、日本人は全然ダメなのか? 実は、江戸の庶民はラテン系だったのでは、と思うことがあります。「宵越しの金は持たない」「親が死んでも食休み」といった諺にその名残が見出せませんか?落語や小説の世界に、そのニオイを感じることができませんか? でも、今の日本でこの世界を期待するのは難しい。「ラテン系」はラテンの中にあってこそ輝くのであって、今の日本では逆に生き難いでしょうね。 それでも処世術として、人生のガイドとして、「ラテン系」を知ってて損はないと思う。人間が、そして自分が好きになること、請け合いです。
お名前 : ユミ T この本、全体的にはラテンの生活を面白おかしく、小説タッチで書いてあるんですが、現代日本の格差社会を乗り越える術を、ラテンの考え方から学ぼう、という視点が面白い。ラテン社会では貧富の差が進み、インフレ、高い失業率などがすすみ、ほとんどの人が負け組として生きている。それでも自殺率はゼロに近い。じゃあ、人々はどんなことを重視し、どう生活を送っているのか。。そのポイントを本書は「ラテンの秘伝書」として62のポイントを上げて語っています。 この62のポイントの中でも興味深かったものは・・。 「目的を果たすよりも大切なことがある」 −−人は仕事の目的を果たすために生まれてきたのではありません。人と出会い、愛し合い、友情をはぐくみ、時を共有することのほうがずっと大切なのです。移民の多くは、富を求めて中南米にやって来ましたが、富を得た人はまれです。でも、別のものを得たのです。目的など持たなくても、よく生きることができる人こそ、人生の達人!−− 書店のビジネス本コーナーに行くと、なんか違和感を感じませんか?最近は特に成功本ばっかり目に付きます。 「成功する人の○○○○」、「○○の成功法則」、「○○成功ドリル」、「成功者が実践してる○○」。。。。 アマゾンのビジネス本カテゴリーで「成功」のキーワードでサーチすると、3000件近くヒットします。それほどみんなキャリアアップ=収入アップ=ステレオタイプの成功を求めてる。でも、成功できる人は実際には一握りで、その成功すらgreasy pole(=滑りやすい棒、手に入れてもすぐに逃してしまう)と同じ。しかも、成功できなかったときの失望感や挫折感は非常に大きい。 こうなると、いったい成功することが幸せなのか、「成功」を追い求めること自体がどこか間違っているんじゃないのか。そう思っていたときにこの本の上記フレーズに会ったんです。成功というgreasy poleを追い求めるより、目の前の人生をエンジョイする。家族や友達を愛し、毎日を楽しんで生きる。これって基本だけど、忘れがちなことだなぁと実感してます。 また、 「いたずらに働くな」=奴隷制のあった国では労働は必要悪だが、日本をはじめ北東アジアには労働を制御する文化がない。 「深刻ぶっても何の得もない」=人生はうまく行かないのが当たり前。深刻に考えれば考えるほどドツボにはまり、今の楽しい時間まで逃してしまう。 などなど。 軽い読み物なので、普段ビジネス書ばかりを読んでいる方にはもの足りないかもしれませんが、まずは店頭でみかけたら立ち読みだけでもしてみてください。成功を追い求める人生は、幸せへ遠回りしているかもしれませんよ。 お名前 : わだちゃん
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